あれから | 貴にゃんと一緒♪

あれから

1年が経ちました。

クーのいない淋しさにも慣れたような。


旅立って逝ったのを目の前にしようとも、

重い扉の向こうへ見送ったのにもかかわらず、

もうこの世に存在しないという事実を受け入れられない。

いえ頭ではわかっているけれど、信じたくない。


最近、あかねは洗濯機の中がお気に入り。

お兄ちゃん達は近寄りもしない場所。。。クーを除いては。


あまり側に来ることがなかったチロが、

ここ最近毎晩、私がベッドに入ると甘えにやって来る。

そのポジションはクーのそれと同じ。


物静かなチビが、この頃、上へ下への大運動会をやっている。

私には、ひとりにしか見えないのだけれど!?


picoが、今までに聞いた事がないような妙な声で、

天井を見つめて叫んでいた。


うちの庭に迷い込んだ真っ白いにゃんこに、

クーの生まれ変わりかい?とたずねてみた。

(この子を主人も見かけたらしく、同じような事を言っていた)


わかっている。

宗教は生きている人のためにあるもの。

霊となって、その辺にいるとか、

生まれ変わってどこかにいるとか、

私が行くのを待っていてくれるとか。

それは非科学的なこと。

わかっている。


でも、

やっぱり探してしまう。

目の前に、灰となって存在しているのにもかかわらず。

私は、なにを探しているんだろう。

あぁ。。。もう何言ってんだか。


ただ、ただ愛しくて。

もちろん、今、目の前にいる猫たちもだけど。